mtylan’s diary 〜乳ガン編〜

私の頭の中をまとめるための記録。 37歳で告知、38歳でope。2022現在43歳。 乳がん 右全摘 ステージⅡa ルミナールA リンパlevel1郭清 ホルモン治療中

診察。突然の2択。抗ガン剤するかしないか。

起きたら、また、右耳に違和感。
昨日もだから、耳鼻科へ。
鼓膜に何かくっついていたらしい。
洗浄してもらってとれた。


リハビリ室
今日は静脈炎のリハビリの日。
・右腕のむくみと重さ、熱さが気になる
→静脈炎の間はリンパが滞りやすいけど、治れば治るから大丈夫。
尿素10%クリームは何にいいの?
→術部の乾燥対策と静脈炎による皮膚のピリピリヒリヒリどちらにも。
・オススメのクリームは?
→SHISEIDO のヤツ。これ。

静脈炎のリハビリは順調。痛いけど、前回ほどではない。男の人は泣いちゃうらしい。女の人は痛いって騒ぐけど泣かないらしい。泣き所が違うんだね。


突然の診察
今日はリハビリだけの予定だったけど、先生に呼ばれて診察室へ。
私の場合を計算してみたそうだ。

・10年生存率
このままだと94%、ホルモン療法だけだと+2%、ホルモン療法+化学療法だと+4%。
抗ガン剤での生存率は2%しか伸びない。5%伸びるなら先生は絶対勧めるけど、2%は個人の哲学の問題だから、抗ガン剤治療はするもしないも私次第ということらしい。

え?ここで、抗ガン剤しないパターンが出てくるの?? なんで?先生、絶対って言ってたのにー??
でもまぁ、抗ガン剤を使ったほうが生存率が上がるのは確かなんだから、しっかり考えよう。
これで、再発率も下がるなら嬉しいんだけどね。
そこまでは教えてくれなかった。

とりあえず抗ガン剤治療をするかしないかは、3/6までに決める。

・病理結果
病理結果も一部出たようだ。
ホルモン受容体(+)
HER2(−)
Ki67 (6%)

・抗ガン剤
TC療法。
弱いタイプらしい。

・ホルモン療法
タモキシフェン。

一つずつ、少しずつ、解決して行こう。


ウィッグを見に理容室へ

お取り寄せしてもらっていたウィッグを見に行ってきた。20cmと言ってたけど、届いたのは25cmだって。高くなるじゃん。長いほうがいいけど。
でも、前回見せてもらったサンプルよりウィッグ感があるぞ。

・前回のほうが自然な質感ですよ?
トリートメントしてあるから。シャンプーしないでトリートメントだけしてあります。
ほー!トリートメントでこんなに違うのか。

・人工毛ですか?
ミックス。
人毛100%は長持ちしないしお手入れ大変なんだって。ミックスは自然でカットやアイロンが使えるそうだ。

・サイズは?
ワンサイズ。
え?ワンサイズ?だからか、小さくない?てなった。被っても、なんか浮くんだもん。今は地毛があるからと言われてもそういうものなのか???としか思えない。

・お手入れは?
普段はファブリーズ。臭くなったら洗う。
ファブリーズ!髪の毛からファブリーズ臭しちゃうんだ?無臭タイプがあるのかな。探してみよう。
たまに専用のシャンプーで洗って裏返して干しておけばいいらしい。形崩れないのかなぁ。


昨日の美容室で被らせてもらったウィッグより確かに自然な感じするけど、昨日のアレもトリートメントすればこのくらい自然になるんじゃないかなと思った。

昨日はSとMと被ってMですねと言われてたから、ワンサイズのこのキツさで痛くならないか多少不安。プロが言うんだから大丈夫なのかもしれないけど。

うん!分からない!


家族に話してみた。
やらなくていい派とやっておいたらいい派に分かれた。

彼氏から連絡きたから話してみた。
彼氏は抗ガン剤が怖いらしい。良い細胞をも壊していくのがイヤらしい。相変わらず少し変わった考え方をする人だ。
ついでにホルモン療法も怖いらしい。私の性格が変わってしまうんじゃないかと不安らしい。


私なりにいろいろ調べてみた。ネットでだけど。
今までリンパ転移が一個でもあった場合は抗ガン剤を使ったほうがいい、という主治医の意見を基本として考えていた。

そして、今日ネットで見た限りでは、私のように(ホルモン陽性、HER2陰性、Ki67低)サブタイプがルミナルAの場合、
リンパ転移が1〜3の時は、抗ガン剤の効果がほとんど期待できないためホルモン療法単独と考える先生と、
リンパ転移が0ではなければ抗ガン剤も合わせると考える先生に分かれるということが分かった。
日本では、生存率を少しでも上げるためならできることはなんでもする!という患者さん以外はルミナルAでリンパ転移1の人はホルモンだけが多いのようだ。



私の主治医は、後者なんだね。アメリカ的。
でも、前者は日本的。

数日間考える。