mtylan’s diary 〜乳ガン編〜

私の頭の中をまとめるための記録。 37歳で告知、38歳でope。現在40歳。 乳がん 右全摘 ステージⅡa ルミナールA リンパlevel1郭清 ホルモン治療中

私の伯母。


伯母が亡くなっちゃった。
76歳。

20年くらい前に乳がんになって、
全摘したんだけど、
当時の治療は今とは全然違くて。
リンパにがん細胞が残っていたんだろうな。

しばらくして肺に転移があって。

それでも治療をしながら強く優しく間違わずにいつも私の憧れでいてくれてたなぁ。

数年前、脳に転移があって、
全能放射の治療を始めた頃から、
少しずつ弱っていくのが分かった。
治療で弱っていくっていうのは誤解をうむかもしれないけど、治療がダメっていうんじゃなくて、伯母の場合は、それだけ体がツラくなってたんだろうなってことね。

本人が決められない時、家族はどんな思いでいたんだろう。
いとこが相談に来た時があって。
「まだできる抗がん剤があるならさせてあげたい気もするけど、以前もう抗がん剤はしたくないって言ってたし」って。

家族は患者本人よりツライことがあるって本で読んでから、私は逃げていた気がする。
そんなの受け止めきれない。

今回、急遽入院になって翌日お見舞いに行った時、久しぶりに会った伯母はまた痩せてて、眠ったり目を覚ましたりで、いつもの笑顔は見せてくれなかった。
次のお見舞いの時に持って行こうと思った千疋屋のひとくちフルーツゼリーをAmazonでポチったのに、翌日亡くなってしまった。
一緒に食べたかったのに。そんなのって無いよ。そんなに苦しかったのかな。私、呑気に「おばちゃん、もうすぐクリスマスなのに何してるのー?酸素おいしい?疲れたから2〜3日病院で休んで帰るのー?」とか話しかけて帰って来たのにバカみたいだ。

私が乳がんになって、全摘の手術をした今年の2月、病室までいとこと車イスでお見舞いに来てくれた。
その時もお話しはできなかったけど、それでもいつもの笑顔を見せてくれて、それだけで嬉しかったなぁ。あの笑顔は嬉しかったな。

おばちゃんの笑顔は最高で、全部見透かされている気がして私はいつも恥ずかしくなる。
小さい頃から私はおばちゃんが笑うとテレる。
おばちゃんが笑うだけで大丈夫だよって安心させてくれるから。
おばちゃんが大丈夫って言ったら、
そっか大丈夫なのかって思えるんだよね。

おばちゃんが弱っていくのは見たくなかった。
逃げてた。
ごめん。
したいことできなくて逃げててごめん。