mtylan’s diary 〜乳ガン編〜

私の頭の中をまとめるための記録。 37歳で告知、38歳でope。2022現在43歳。 乳がん 右全摘 ステージⅡa ルミナールA リンパlevel1郭清 ホルモン治療中

170213月。術後4日目。リハビリ。

6:00 起床。ぐっすり寝た。きっといびきもかいてただろうな、お隣さんごめんなさい。

右腕伸ばすと肘の内側が少しビリビリする。
あと、脇がたまに痛い。触ると感覚はないんだけど。ドレーンの入り口というのか出口というのか、そこが腫れてる気がする。普通に立つと腕があたって痛い。

朝ごはん。完食!

8:30 回診。右腕伸ばすと肘の内側ビリビリすること、ドレーンのあたりが腫れてること、背中がかぶれていることを伝えた。主治医の先生が「普通切るんだけど今回神経切ってないから」と言ってた。背中は後で見るって。よく分からなかった。

体拭き、着替え。

10:20 回診。ドレーンのあたりの腫れは気にしなくて大丈夫そうだから様子見とのこと。背中のかぶれは軟膏を塗っておくこと。

今日も左目が見えづらい重い感覚だから、休んでみようかな。
iPod出してみた。スガシカオ。声が特徴的なのは分かってたけど、聴けば聴くほど歌詞と曲も独特なんだね。いい。
玄関側の面会ホールで休んでた。涼しくて静かでいい場所見つけた。サミシイ広場と呼ぶことにした。

12:00 お昼ごはん、完食!食べ過ぎた。
少し痰が絡むようになってきた。

13:40 今日から本格的リハビリ!
リハビリ室へ。カラーコーン、印象剤みたいなビバフォルムみたいなヤツ、洗濯バサミ。けっこうハード!特にビバフォルムをちぎって丸めてつぶすヤツ。ぐぬぬ
ドレーンが抜けると少し楽になるらしいけど。

明日、ドレーン抜けるらしい。昨日35で今日15だから。よく分かんないけど。こわいよー。

ついでに自転車10分こいできた。汗かいてもシャワー浴びられないからのんびりと。
14:30 病室へ帰宅。

シャワー浴びたい!髪も洗いたいけど、まず体洗いたい。足だけ拭いた。キレイになったつもり。

16:00 母来た。顔見たら弱音吐きたくなっちゃった。これからどうなるんだろう。生存率上げるにはホルモン治療だけじゃなくて抗がん剤もしたほうがいい。でも耐えられるのかなぁ。親の前で泣いてしまったらどうしよう。笑って暮らせるかなぁ。これ以上誰にも迷惑も心配もかけたくないのに。親と家族に負担をかけ続けて生きて行くのかな。それでも彼氏は私を待つのかな。応えられるかな。私を大切に思ってくれるみんなに負担をかけて心配をかけて、私を大切に思ってくれるせいで悲しい思いをさせちゃうのかな。
ガンを知った時より、リンパ転移の事実のほうが遥かにショックが大きい。受け入れきれない。ここをどうやって乗り越えればいいんだろう。

お母さんと話してて涙を出してしまった。失敗。もう絶対しない。

私はあと20年生きられるのかな…万が一両親より先になんてことになったら…彼氏と結婚しても子供産めずにすぐ一人にしてしまうかもしれない…私に何かあった時妹は耐えられるだろうか…友達は諦めずにいてくれるかな。
「生存率」というワードはそういうことを考えてしまうね。

ホルモン療法だけでいけたらいいなと思ってたけど、リンパに転移があったからには抗がん剤も使うんだろな。抗がん剤を使うと+α生存率が上がるって書いてある。
私にとっての2017年はほとんど治療と副作用の年になる。さみしい。私に耐えられるのかな。みんなに八つ当たりすることや塞ぎ込んだりするだろうし、自分でどうすればいいのか分からない。助けてほしい。今日だってお母さんに涙を見せてしまった。

どうか、5年後10年後、更に効果的な薬ができていますように。両親より彼氏より長生きしてあげたい。

18:00 母帰宅。
テレビ観たり衛生管理者テキスト開いてみたり気を紛らわす作戦。

「目の前に飛んで来たボールを一つずつ打っていく」

明日はドレーンを抜くというボールが来る。こわいけど、治ってきている証拠だからね、ここは喜ばないと。

健康にはなれないみたいだけど、楽しく生きていきたい。私の大切な人が私と一緒に笑っていてほしい。

今日は右目が調子悪いし、もう寝よう!