mtylan’s diary 〜乳ガン編〜

私の頭の中をまとめるための記録。 37歳で告知、38歳でope。2022現在43歳。 乳がん 右全摘 ステージⅡa ルミナールA リンパlevel1郭清 ホルモン治療中

右乳がん全摘、術後1年。

20180209。
下に術後1年の術部の写真があるので見たくない場合はお気をつけくださいね。
加工無しの写真になっています。
記録なのですみません。

傷の写真にビックリしないように、今日の1枚目は白鳥の子供にゴハンをあげてる写真ね。
子供でも近いと大きい。かわいいなー。



では、

私のがんタイプ。
2016年12月22日、乳がんの告知を受ける。
浸潤がん、右乳房内側下部、しこりサイズ1.79cm(T1b)、ステージ(Ⅱa)、リンパ転移(有 1/13)、リンパ郭清(有 level1)。
ホルモン受容体(+)、her2(-)、Ki-67(6%)、サブタイプ(ルミナールA)。

2017年2月9日、右乳房全摘術+センチネルリンパ生検の結果リンパも郭清。
その後、抗がん剤 放射線治療 無しで、5年間のホルモン治療スタート。



痛み。
1年経って、どこも痛くも痒くもない。
痛かったことも忘れちゃった。
引っ張られる感じもないし。
問題なし。



術部。
・保湿 忘れてた。気にしていなかった。
・傷跡 色も薄くなってきて滑らかになってきました。と思う。たぶん。
・カチカチ部 プニプニです。カチカチ部はもうありません。
・感覚 感覚はないまま。術部全体と脇の下の一部から背中側の一部分まで。



術後1年の様子。

今回はブラのあとがクッキリで恥ずかしい。
裸よりも傷よりもブラあとが恥ずかしい。
なんだろう、この心理。
ドレーンの痕、なくならないね。
術部やっぱり、えぐれてるように見えるかなぁ。



リンパ浮腫。
むくみなし。大丈夫。
重いものは右手では持たない。
ショルダーバッグは左肩を使う。
右腕を注射や採血に使わない。
右腕を締め付ける服やアクセサリーは使わない。



リハビリ。
全くしていない。
リハビリ内容も忘れちゃったや。。



ブラジャー、パッド。
シリコンパッドと、乳がんパッド専用ブラ。
ワコールリマンマの。
かわいいのはあまりないからお手製のブラも使用。
シリコンパッドは2〜5年もつと聞いたことがあるけど、1年ではとりあえず変化なく使えてる。たまに洗ってるしニオイもないよ。



ホルモン治療。
タモキシフェン。まだ11カ月。6分の1過ぎました。
疲れやすいことと手指の関節痛が特に気になる副作用かな。
ホットフラッシュとかはなんとかやり過ごせてる。



生理。
ホルモン剤のタモキシフェンを飲むようになって、生理周期が40日前後に伸びた。
伸びたけど、来る。



左胸。
月に1度の自己検診ね。

立って触診。
横になって触診。
前かがみになって触診。

私の左胸は今月も問題なさそうです。



生活。
元気に順調。
疲れや気持ちの問題でなかなかスッキリはしないけれど。悩みは尽きないよね。
悩むとすぐ気持ち悪くなって吐くのどうにかならないかな。これは乳がんもタモキシフェンも関係ないと思うけど。

仕事も順調。
疲れやすいから頑張り過ぎないように気をつけながら、ついつい頑張ってる。

彼氏とも順調。
距離の問題や通院の問題とか家族とか仕事とかお金とかいろいろだから、このままの関係でいいのか分からないけれど。
いてくれるのはとても嬉しい。でも今後どうしていけばいいのか決められない。

運動は今年に入ってからしてないな。

食事は最近またサボり気味。



まとめ。
この1年、事あるごとに私は恵まれてたなって思って過ごしてた。
早い段階でみつかったこと。
治療ができたこと。
経過がよいこと。
支えてくれる人達がいること。
支えたい誰かがいること。
心許せる友達がいること。
ハテナに吐き出せる場所があること。
理解ある職場だったこと。


今日、妹が乳がんの告知を受けた。
なんでこんなことが起こるんだろう。
なにこのタイミング。

妹はおそらく抗がん剤治療があるんだと思う。
妹が抗がん剤するのが怖い。
妹の胸が無くなるのが怖い。
やっぱり抗がん剤のほうが怖いな。
私が予習した抗がん剤、それを私は実際には体験していなくて、この中途半端な知識が恐怖の元なのかもしれない。
妹が副作用に苦しむのを見たくない気持ちが先に出てる。まずしっかり治療しようって思わないといけないのに。そもそも治療するのは私じゃないのに。私が妹の乳がんを受け止められていないんだろな。

妹の乳がんを受け止められないというより、それがグレード3でKi-67が高いトリプルネガティブというのが怖いんだ。
全てはステージが問題であって、乳がんのタイプはそのあとだと分かっているのに。

上手に支えられる自信がないからだ、きっと。



今、電車の中。
これから小旅行のため、中間地点での彼氏との待ち合わせに向かっているのだ。
妹の診察に付き添い、乳がん陰性を聞いてから彼氏とお出かけの予定だったのに、陽性だったな。
楽しめるだろうか。


一個ずつ。

妹のことも、彼氏のことも、親のことも。
一つずつ、やっていこう。
一つずつ、向き合っていこう。
全部大事にしたい。



電車の中で今ハテナを書いていて少し落ち着いてきた。
アウトプットに救われる。


大丈夫。