mtylan’s diary 〜乳ガン編〜

私の頭の中をまとめるための記録。 37歳で告知、38歳でope。2022現在43歳。 乳がん 右全摘 ステージⅡa ルミナールA リンパlevel1郭清 ホルモン治療中

術前化学療法ってどうなのかしら。


術前化学療法ってどうなんだろう。
手術の前に抗がん剤をするってことね。
最近は多くなってるらしい。


でも基本的に、乳管ガンの術前化学療法は、
小さくして温存するためなんでしょう?
2018年現在のガイドラインではそうなんでしょう?
なのになんで術前化学療法を勧める先生がたくさんいるんだろう。
データ取るためかしら。
手術を小さくするためかしら。


全摘するなら術後の抗がん剤でいいし、
小さくしなくても温存できるなら、
これも術後の抗がん剤でいいよね。
温存か全摘か迷ってる場合は、術前に抗がん剤するのはメリットあるかもね。
迷ってる間、無治療なのは時間が勿体無いもんね。


ほかにメリットってなんだろう。

より小さい切除で済むってことか。
あとは、
抗がん剤が効いているかどうかを実感できることかな。

それと、
効果の高さが分かるから再発や転移のリスクも分かるのかなぁ。
手術を先にしちゃうとモノ(腫瘍)がないから効果が見えないってことかな。


んー、でも再発率や生存率は、術前化学療法でも術後化学療法でも変わらないんでしょう?
再発率や生存率は病理結果のデータから出すものなんでしょう?
違うのかな…?
んーーー、
イマイチこのあたりがまだ理解できていない。


それでも術前化学療法で効果を実感して、再発の不安を少なくしたい気持ちはとても分かるから、術前もアリだなって思うけど。


デメリットは、
そこにあるガンを抗がん剤治療の間、置いておくってことと、
抗がん剤が効かなかった場合、小さくなるどころか逆に大きくなったり転移してしまったり、手術不可能になってしまうことがあるってこと。
それから、消滅した場合詳しい病理結果を出せないこと。
抗がん剤後のセンチネルリンパ生検には意味がないこと。
リンパ郭清率が上がること。


デメリットのほうが多く見えるよ。
なんで術前を勧める先生が多いんだろう。
抗がん剤効かない確率が低いからかなぁ。


術前化学療法を選ぶ人、手術先行で術後に化学療法を選ぶ人。
これも人それぞれか。


どこに不安を感じるポイントで、どこが大切にしたいポイントなのかって、人それぞれなんだろうね。