術前化学療法ってどうなのかしら。
術前化学療法ってどうなんだろう。
手術の前に抗がん剤をするってことね。
最近は多くなってるらしい。
でも基本的に、乳管ガンの術前化学療法は、
小さくして温存するためなんでしょう?
2018年現在のガイドラインではそうなんでしょう?
なのになんで術前化学療法を勧める先生がたくさんいるんだろう。
データ取るためかしら。
手術を小さくするためかしら。
全摘するなら術後の抗がん剤でいいし、
小さくしなくても温存できるなら、
これも術後の抗がん剤でいいよね。
温存か全摘か迷ってる場合は、術前に抗がん剤するのはメリットあるかもね。
迷ってる間、無治療なのは時間が勿体無いもんね。
ほかにメリットってなんだろう。
より小さい切除で済むってことか。
あとは、
抗がん剤が効いているかどうかを実感できることかな。
それと、
効果の高さが分かるから再発や転移のリスクも分かるのかなぁ。
手術を先にしちゃうとモノ(腫瘍)がないから効果が見えないってことかな。
んー、でも再発率や生存率は、術前化学療法でも術後化学療法でも変わらないんでしょう?
再発率や生存率は病理結果のデータから出すものなんでしょう?
違うのかな…?
んーーー、
イマイチこのあたりがまだ理解できていない。
それでも術前化学療法で効果を実感して、再発の不安を少なくしたい気持ちはとても分かるから、術前もアリだなって思うけど。
デメリットは、
そこにあるガンを抗がん剤治療の間、置いておくってことと、
抗がん剤が効かなかった場合、小さくなるどころか逆に大きくなったり転移してしまったり、手術不可能になってしまうことがあるってこと。
それから、消滅した場合詳しい病理結果を出せないこと。
抗がん剤後のセンチネルリンパ生検には意味がないこと。
リンパ郭清率が上がること。
デメリットのほうが多く見えるよ。
なんで術前を勧める先生が多いんだろう。
抗がん剤効かない確率が低いからかなぁ。
術前化学療法を選ぶ人、手術先行で術後に化学療法を選ぶ人。
これも人それぞれか。
どこに不安を感じるポイントで、どこが大切にしたいポイントなのかって、人それぞれなんだろうね。