mtylan’s diary 〜乳ガン編〜

私の頭の中をまとめるための記録。 37歳で告知、38歳でope。2022現在43歳。 乳がん 右全摘 ステージⅡa ルミナールA リンパlevel1郭清 ホルモン治療中

妹、大学病院 遺伝科 婦人科+クリニック。


20180219
妹、いろいろ診察。

乳がん専門看護師さん
「さて、抗がん剤の何から知りたい?」
という言葉が印象的。頼もしかった。

妹は1番の心配事は仕事のことらしい。


・診断書→
業務内容や会社の理解度によるけれど、先生の診断書には融通きくように、完全なお休みじゃなくても働ける時は出勤okのように書いてくれる。

抗がん剤から手術の間ずっとお休みするか、副作用の落ち着いた時は出勤するか、まだ決めかねて悩んでいる段階なので、なるほど。


・手当→
傷病手当や特別手当などあるので、自分の会社にどういう手当があるのか調べておきましょう。


・保険→
通院でも保険がおりるのか、手術の時だけなのか、診断書はいつ必要なのか調べておきましょう。


・副作用→
FECはしっかり派の抗がん剤
FとEとCの3つを使う。

E
赤い薬のファルモルビシン
吐き気(吐き気止めがよく効く)、発熱、血管痛、便秘、だるさ、口内炎、白血球好中球の減少、貧血、脱毛、手足しびれ
C
卵巣へのダメージ

3週目、次の抗がん剤を打つ前の頃は元気なはず。走るのも様子見てオーケー!

FECのあとはアブラキサン(タキサン系)


・ウィッグ→
レオンカというメーカーのカタログくれた。




遺伝子カウンセリング

遺伝性乳がんは、多発性だったり卵巣がんを併発したりすることがある。
4親等内で4、5人が乳がんになってるから、もしかして私達は遺伝性なんじゃないかと考えるわけです。
遺伝性乳がんの遺伝の確率は2分の1。


術前化学療法になったから、遺伝子検査は急がない。
手術までに陽性か陰性かわかれば全摘か温存かの判断材料になる。

ただ、遺伝子検査を受けることには慎重にならないといけないからカウンセリングが必要なのだ。

もし私が遺伝性だったとして、それを身内に伝えたとして、相手は遺伝していなくても必要以上に心配したり悩んだりするかもしれない。自分のことじゃなくても娘を心配して苦しむかもしれない。
伝えなかったとすると、伝えなかったことで早期発見ができないかもしれない。
陰性だったとして、私が陰性だからってみんな陰性とも限らない。

正解がないことだから難しいよね。


初診8000円くらい。2回目5000円。
検査料は別。
4/5に初診予約入れた。
まず、その準備のために問診。
5親等くらいまでの親戚の病歴。
親族に乳がん卵巣ガンいたら詳しく答える。


乳がんの遺伝子検査は2つの遺伝子を調べる。

遺伝子検査は20万円くらい。
遺伝子検査を受けて陽性だった場合、陽性が出た遺伝子に限って家族も検査することができる。その場合は3万円で受けることができる。
陰性が出たほうの遺伝子も検査したかったら初診から。



卵子凍結カウンセリング。
がん生殖医療。
目が回るー。
生理が止まる可能性。
戻らない可能性を話してくれた。
卵子凍結からの出産は10%程度。
卵子何個取れるか。
このあと卵子凍結ができるクリニックに行ってお話し聞いてくださいと、パンフレットをくれて予約を取ってくれた。



卵子凍結クリニック。
受付がホテル。
ロビーもホテル。
院長の診察。
成熟した卵子を取るために誘発剤使って毎日注射するらしい。
採取は40〜50万円
年間保管料は別。
今、ちょうどよく排卵前の状態らしい。
年齢の割にヨビノウもあるらしい。
誘発の注射を打ったり3日に1回通院したりと、大変そうだ。

卵子凍結への詳しい説明は特になかった気がする。
「あとでこちらの用紙をお読みくださいね」程度。
2/19の今日から注射を打ち24に成長の確認をして、26〜28の間で採取する。


本当にするのか卵子凍結。
すごい。
可能性は残しておいたほうがいいよね!
って言ってる。
眩しい。

私の場合は、深く考えたり調べたりせずに、簡単に諦めちゃったなぁ。