mtylan’s diary 〜乳ガン編〜

私の頭の中をまとめるための記録。 37歳で告知、38歳でope。2022現在43歳。 乳がん 右全摘 ステージⅡa ルミナールA リンパlevel1郭清 ホルモン治療中

遺伝子検査を受けてきた。


20180830。

遺伝科受診。
今日は遺伝子検査の日。少しドキドキする。
遺伝子は一生変わらないからね。
今後の人生で、社会がどう変わるかも分からないからね。
少しドキドキ。
もしかしたら、いつか遺伝子変異に対して、就労とか保険への加入制限とか不利益が生まれるかもしれない。

遺伝子検査の結果は変わらない。
受けなかったことにはできない。



私がHBOC(遺伝性乳がん卵巣がん症候群)の検査をなぜ受けることにしたかというと、
卵巣卵管を取ったほうがいいのかを早く知りたかったから。
健側のおっぱいも乳がんになる確率が高いのか知っておきたいから。



遺伝科カウンセリング。

先生からの質問。
①その後検査に対して気持ちの変化は?
→ 変化?ないですないです。受けます!

②なぜ遺伝子検査を受けたいのですか?
→ 卵巣を取るべきなのかどうかをはやく知りたいからです。


ここからは、私からの質問。
①結果は1ヶ月後ですか?
→ 約3週間です。

②健側乳房の予防的切除はやはり必要ですか?
→ 推奨されていますね。

③予防的切除が保険適用になる話はないですか?
→ 保険適用の話は2018年8月現在でていないです。

④リスク低減卵巣卵管切除は必要ですか?
卵巣がんは検査で見つかりにくいので分かった時には他に転移していることが多く、予防的切除が望ましいです。

⑤リスク低減卵巣卵管切除は保険ききませんよね?費用はどのくらいですか?
→ 保険はきかないです。50万円以上します。

⑥このあたりだとどこの病院で受けられますか?
→ 当院ではできません。日○病院でできます。

⑦卵巣と乳房を一緒に切除も可能ですか?
→ 日○でできるという話を聞いたことがあります。卵巣のリスク低減切除と乳房の予防的切除を同時に行った症例もあるそうです。

⑧私はルミナールタイプでトリネガじゃないのですが、遺伝性の可能性はありますか?
→ トリネガが多いのは確かだけれどルミナール でも可能性はあります。

⑨2018年5月に変更になったガイドラインは何がどう変わったのですか?
→ 大きな点だと予防的乳房切除が強く推奨されることです。詳しいことはすみません、分からないです。


遺伝科の先生は、遺伝科の先生であってHBOCの専門医ではないから詳しいことはあまり知らないようだった。
詳しいことは乳腺外科と婦人科で聞いてくださいと言われた。
ほう…(カウンセリング料…。)



遺伝子変異、BRCA1とBRCA2とあるけれど、それぞれの中でもたくさん分かれてるんだよね。

DNAってやつ。A.G.T.Cの4つが数万種類の遺伝子を構成していて、その中のたった1つの変異。
そんな1つが少し違うだけで癌を抑制できないなんて、人の体って、遺伝子って不思議だよね。


1人で何個か変異のある人もいるけれど、その場合は骨移植が必要なくらいの貧血になるとか違う症状が出るらしい。遺伝子って不思議。



・卵巣取るとどうなるのか。
・子宮も一緒に取ってしまうとどうなるのか。
この二つは遺伝科で聞いても仕方なさそうだったから聞かないでおいた。


あとは、HBOCに関する資料4枚を先生が読み上げるのを聞いて、遺伝子検査の同意書にサインした。


そして採血1本。
これで終わり。
あとは結果を待つだけ。


そして、
がんサロンで最新の2018年版ガイドブックを借りてきた!!
借りられた!!
これでいろいろ最新の情報調べられる。